院長は今日も元気です!・・・ 11(更年期障害)
こんにちは。
今回は前回に続き更年期障害について書きます。
前回を読んでない方は、前回から読んでくださいね。
また長くなるかもしれませんが、最後まで読んでください。
さて、前回は症状まで書きましたので、今回は原因と対策についてです。
【原因】
更年期という時期には、必ず月経の閉止が伴います。
また、逆にいえば月経閉止の前後を更年期というのですが、
障害というのは、月経の閉止をきたす原因、
つまり卵巣の働きに変調をきたしてくることから起こってきます。
【対策】
食事や生活習慣で予防することをお勧めします。
1.十分な睡眠をとって、疲労をためないようにすること。
2.趣味や生きがいをもつようにすること。
3.バランスのとれた食事を摂るようにすること。
4.特にビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、食物繊維をたくさん摂ること。
◆更年期障害に効果的な栄養素◆
ビタミンB1 ・・・豚肉、玄米胚芽、のリ、大豆、ごま、しいたけなど
ビタミンE ・・・玄米胚芽、ピーナッツ、小麦胚芽、ごま油、緑黄色野菜など
カルシウム ・・・牛乳、大豆、ひじき、枝豆、ごま、ちりめんじゃこ、いわしなど
食物繊維 ・・・野菜、海藻、米ぬか、こんにゃくなど
◆更年期障害に効果的な食品◆
1.にんにく
にんにくには、体内の栄養素を燃焼させて、エネルギーにかえる働きと、
疲労を防止するビタミンB1の働きを高める作用があるので、
体を元気にして、 更年期特有の倦怠感を取り除きます。
2.豚肉
豚肉には、神経の機能を円滑に働かせ、
情緒を安定させるビタミンB1が多く含まれており、
たんぱく質は、体の組織や細胞に活力を与えるため、老化防止に役立ちます。
3.ブロッコリー
ビタミンAには、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、
ビタミンCには肌を美しくよみがえらせる作用と
自律神経をコントロールしてストレスを解消する働きがあるので、
できるだけたくさん食べるようにしてください。
4.しじみ
豊富なカルシウムがイライラ感を解消し、
ビタミンB12は老化を防止する働きがあります。
また、肝臓の働きも助けてくれます。
味噌汁の具に迷ったら、必ず『しじみ』にしてください。(独断ですが・・・)
5.しそ
一応書いておきますが、なかなか使いづらい食材ですよね。
最近では、お茶などもあるそうです。精神不安定に効果的です。
7.れんこん
神経の興奮を鎮める鎮静作用と血管の弾力性を強化して、
末梢への血行を良くする働きがあります。
8.その他
1~7まで書きましたが、特に効果があるもので、
大切なことは、好き嫌いをせず、何でも食べることです。
好き嫌いの数が多い人の方が症状が重いように思います。
次回は更年期障害に用いられる漢方薬について書きます。
ではまた。
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