院長は今日も元気です!・・・ 20(うつ病)
こんにちは。
近年、うつ病の人が急増していますね。
そこで今回は「うつ病」について書いてみました。
【症状・説明】
うつ病とは、主にストレスが原因による精神の病気です。
精神病と言うと重いイメージがありますが、決してそうではありませんので、
最後まで読んで役立ててください。
症状としては心が落ち込んだままになってしまい、
この状態が長く続くと様々な症状が表れてきます。
期間は明確に定義されていませんが、2週間以上続いた場合は
「うつ病」を疑わなくてはいけません。
うつ病は、医学上では「気分障害」という病気に分類されています。
人によっては時間の経過とともに自然治癒してしまうこともありますが、
うつ病であるにも関わらず本人がうつ病と気付かずにいる場合もあり、
こういう病態を「仮面うつ病」といいます。
*うつ病の症状
1.食欲が出ない、性欲が減退する。
2.睡眠障害、眠れない、何度も目が覚める、熟睡できない、
朝早く目が覚めてしまう、眠りすぎる、いつも眠たい。
3.朝だるく、昼から夕方にかけて少しずつ元気になり、
夜にはうつ病と思えないほど元気に活動する場合がある。(日内変動)
4.頭が働かない、仕事や勉強に集中できない。
5.体がだるい、頭痛、頭重感、微熱が続く、吐き気、肩がこる、動悸、
息切れ、生理不順。
6.なんとなくやる気が出ない、興味、感心がなくなる、喜びを感じなくなる。
7.判断力や決断力が低下する、もしく判断や決断が出来なくなる。
8.物事に対して悲観的になる、マイナス思考になる、考えがまとまらない。
9.物事や他人に対して興味がなくなる、好奇心が沸かなくなる。
10.笑うことが少なくなる、心が沈み、喜びを感じることが少なくなる。
11.自分を責めたり追い込んだりする、自分はだめな人間だと思ってしまう。
12.動作が鈍くなる、身の回りのことができない。
13.自殺を考えるようになる。
などがあります。
【原因】
脳から体や心に対して発する命令は、神経伝達物質やホルモンなどを
仲介して行なわれています。
この神経伝達物質の中でも、心に元気を伝える物質が「セロトニン」 と
「ノルアドレナリン」というものです。脳内の神経細胞からセロトニンや
ノルアドレナリンが放出されると、それを「受容体(伝達物質を受け取る細胞)」が
受け取り、心が元気になる情報を伝達していくというメカニズムになっています。
しかしうつ病の場合、何らかの原因で神経細胞からの伝達物質の放出量が
低下すると、脳内のセロトニンやノルアドレナリンの量が低下して
受容体が受取ることができなくなってしまいます。
すると心に元気を伝えることができなくなり、憂うつな気分になり、
それが長期間続くとうつ病になると考えられています。
・ノルアドレナリンとは
神経を興奮させる神経伝達物質で、不安や恐怖、覚醒、集中力、記憶、積極性などの
働きがあります。 不足すると、不安、恐怖、陶酔、集中力の低下、記憶障害、
おっくうになるといった症状が出てきます。
・セロトニンとは
気分を興奮させる方向に働きます。体温調節、血管や筋肉の調節、 運動、
食欲、睡眠、安心感などに関わっています。 不足すると、体温調節が出来ない、
筋肉のこわばり、運動能力の低下、食欲不振、不眠、不安などの症状が出てきます。
この「セロトニン」 と「ノルアドレナリン」が元気の元というわけです。
もしうつ病になってしまったらどのように治療すればよいのかについては、
また長くなりそうなので、次回にします。
ではまた。
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