ストレス(院長は今日も元気です!)・・・33
やぁ・・・ご無沙汰でした。
皆さん、元気でしたか?
元気そうですね。良かった。よかった。
僕ですか?
まぁ元気と言えば元気ですが、7月に最愛の妻を亡くしまして・・・
今もまだ引きずっていますが、やっと少し元気になってきました。
またガンバって書きますね。
ところで、話は変わりますが、
最近、ストレスによるものと思われる湿疹やかぶれを起こしている方が
多く来院されるようになりました。
例年では季節の変わり目に多く見られたのですが、
今年は関係なく通年という感じですね。
そんなわけで、今日はストレスについて書きます。
そもそもストレスとはどのようにして起こるのでしょうか?
ストレスとは、外からの刺激に反応する心身の歪みを言います。
人に害を与えるものをストレッサーまたはストレスと呼びます。
ストレスにより起こる体の変化をストレインと言い、
ストレスには直接的に影響を与えるストレスと、
間接的に影響を与えるストレスがあります。
直接的に影響を与えるストレスには次のような4種類があります。
1.物理的ストレスとして、異物、外傷、手術、出血、寒冷、高熱、放射線、
2.化学的ストレスとして、飢餓、酸素欠乏、薬物、
3.生物学的ストレスとして、微生物、感染、
4.心理的ストレスとして、怒、不安、焦燥、緊張、激しい労働、神経刺激、
情緒の変動などです。
ストレスには有益なストレスと有害なストレスの2種類がありますが、
医療で問題としているのは、有害なストレスです。
怒り、不安、罪悪感、悲しみ、嫉妬、恐怖などを起す情動(感情の変動)です。
また日常生活では、家庭のストレス、学校のストレス、会社(職場)でのストレス、
地域のストレスなどがあります。
これらが複合して有害なストレス反応を起し、病気をおこすことになるわけです。
小児期のストレスは家庭でのストレスが主となります。
ストレスが長期間にわたって加わると身体に変化(ストレイン)が現れます。
その変化は次の3期に分類されます。
ショック期:身体の障害、体温低下、血圧上昇・下降、神経活動の抑制、
筋緊張の低下、毛細血管浸透性の減少、短気、記憶力低下、不眠、疲労、
だるさなどが出現します。
抵抗期:血圧の変調、疲労、興奮、脱力感が見られます。
副腎皮質の肥大、胸腺萎縮、副腎皮質ホルモン、
下垂体性ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の分泌が増加します。
疲弊期:胃粘膜に潰瘍ができ出血したり、血管がパンク寸前になります。
疲弊期に重大なストレスが長期間にわたると人の抵抗力や免疫力が減少し、
死亡することもあります。
どうですか?ストレスについて、少し理解できましたか?
また今回も長くなってしまったので2回に分けることにします。
次回はストレスによって引き起こされる病気について書きます。
ではまた、お会いしましょう。
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