インフルエンザ (院長は今日も元気です)・・・40 - 宇都宮市でニキビ・シミのケア メディカルエステ

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インフルエンザ (院長は今日も元気です)・・・40

こんにちは。happy01

寒い日が続きますね。風邪などひいていませんか?

今回はインフルエンザについて書いてみます。(また長くなりそうです・・・)

【症状・説明】

普通の風邪はライノウイルスやコロナウイルス等のウイルスによって感染します。

状としては、のどが痛む、鼻がムズムズする、水のような鼻汁が出る、

くしゃみや咳が出るなどの症状が中心で、全身的な症状はあまり見られません。

発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することもめったにありません。

一方、インフルエンザにかかると39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、

身の症状が強く、併せて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。

さらに気管支炎、肺炎などを併発しやすく、重症化することが多いのも

インフルエンザの特徴です

また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで

膨大な数の人々を巻き込むという点でも普通の風邪とは異なります。

更に普通の風邪が流行しても死亡する人はあまりいませんが、

インフルエンザが流行すると、特に高齢者(65歳以上)の死亡率が

ふだんより高くなるという点でも大きな違いが見られます。

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3タイプがあり、

その年によってA香港型とB型、Aソ連型とB型など、

さまざまな組み合わせで流行してきます。

C型は4歳以下の小児が感染しますが、症状が現れないことも多く、

病態的にA、B、との違いが大きいため、ここでは採り上げません。

香港型、ソ連型という呼称は、初めてそのウイルスが見つかった場所に

由来するものです。

最も重症化しやすいのがA香港型です。

B型は大人が感染しても比較的軽くすみますが、子供が感染すると

重症化しやすいのが特徴です。

Aソ連型は症状は軽いのですが、やはり高齢者やハイリスク患者

(28週以降の妊婦、慢性肺疾患、心疾患、腎疾患、糖尿病などの

代謝異常などがある人)は注意が必要です。

また新型インフルエンザについては現在解析中で、ウイルスが変異したものと

考えられています。

【原因】

インフルエンザウイルスの感染は主に冬場で、急激に流行しやすくなります。

それはウイルスが低温、低湿度を好むからです。インフルエンザは空気感染です。

1人が感染するとウイルスが空気中に蔓延しますから一気に広まることになります。

また、ウイルスのほかにも細菌やマイコプラズマなどの微生物が原因になることも

るので、注意が必要です。これらの病原体は、唾液(主に咳やくしゃみ)と共に

空中に飛び散って感染します。これを飛沫(ひまつ)感染といいます。

【対策】

インフルエンザの治療には、抗インフルエンザ薬を使います。

また適宜対症療法も併せて行ないます。

抗インフルエンザ薬としてはA型インフルエンザに対して有効なアマンタジン(内服)

およびA、B両型に有効なノイラミナダーゼ阻害薬のザナミビル(吸入)

およびリン酸オセルタミビル(内服)などを用います。

いずれも発病から48時間以内に投与を開始する必要があります。

それぞれ副作用の可能性もあり、またアマンタジンは特にウイルスの耐性獲得

(薬に対して対抗性もってしまうこと)の可能性が警告されています。

日常生活では体調を整えて抵抗力をつけ、ウイルスに接触しないことが大切です。

インフルエンザウイルスは湿度に大変弱いので、室内を加湿器などを使っ

適度な湿気を保つことは有効な予防方法になります。

たんなる風邪だと思っても、「おかしいな・・・ sign02 」と思ったら自己判断せずに

早めに医師の診察を受け、治療することがとても重要になります。hospital

また現在のワクチンは新型インフルエンザには効きませんが、

新型インフルエンザに効くワクチンを早期に実用化させるために、

世界中で研究が行われています。

新型インフルエンザの治療には、ノイラミニダーゼ阻害薬が

有効であると考えられています。

◆インフルエンザ予防対策◆

1.栄養と休養をしっかりととること。体力をつけ、抵抗力を高めることで

感染しにくくする。

2.人ごみを避けること。必要以上の外出は避け、病原体であるウイルスを

寄せ付けないようにする。

3.適度な温度、湿度を保つこと。ウイルスは低温、低湿度を好むので、

乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂うため、部屋を暖め、加湿器などで

室内を適度な温度、湿度に保つようにする。

4.外出後の手洗い、うがいをすること。手洗いは接触による感染を防ぎ、

うがいは口中に付いた空気中の雑菌を除き、のどの乾燥を防ぐようにする。

5.マスクを着用すること。ハイリスク患者などは特に予防が必要なので、

厚手のマスクを着用するとよい。罹患した人は、咳やくしゃみの飛沫から

他人に感染するので、それを防ぐ効果もある。

また長くなってしまいましたが、よく読んで感染しないようにしてください。

それではまた、お会いしましょう。paper

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