水虫について (院長は今日も元気です)・・・46
今日は『水虫』のお話です。
このブログを読んでくださる女性の中にも悩んでいる方はいませんか?
しっかり読んで役立ててください。
【症状・説明】
水虫は、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が、
足の裏などに入り込んで起こる皮膚の病気です。
多くの場合、皮膚に小さな水ぶくれを生じさせることから、
『みずむし』と呼ばれるようになりました。
正しく治療すれば、数カ月で完治するケースがほとんどですが、
菌を完全に殺してしまう前に治療をやめてしまうと、
いつまでも悩まされることになります。
また、体質や生活習慣に問題があると、繰り返し感染する病気です。
水虫菌が棲みつく所は、皮膚のいちばん外側にある角質層で、
死んだ細胞の集まり、つまり皮膚の垢(あか)に含まれているケラチンという
たんぱく質を食べて繁殖します。
水虫菌は温かく湿った環境を好み、
温度26℃前後、湿度70%以上のとき、
最も活発になるといわれています。
そのため水虫の症状は、春から夏にかけて悪化し、
冬になるとおさまるという周期を繰り返すのが一般的ですが、
靴を常用する人や多汗症の人は特に注意が必要で、
冬にはほとんど治ったようにみえても、夏になるとさらに悪化して
慢性化していく場合が多いのです。
近頃は暖房設備などの充実により、
季節を問わず水虫に悩まされる人も増えています。
さて、症状ですが、
非常にかゆみがひどく、かき過ぎると湿疹のようになったり、
さらには化膿球菌の感染によって、患部が強く腫れて炎症がひどくなったり、
化膿性のものになることがあります。
【原因】
水虫は白癬菌というカビの一種が足の皮膚に感染することが原因です。
ブーツやルーズソックスなど通気性の悪い足回リのファッションの流行や、
働く女性が増えたことで、蒸れやすいハイヒールやストッキングを
長時間履くようになったことにより、
一日中、革靴を履いて仕事をしている男性と同様に足が蒸れてきます。
また、家族に水虫の人がいて、スリッパやバスマットを一緒に使っていると
感染の要因になります。
【対策】
カビは高温多湿を好む性質があります。
靴も通気性の良いものを選んだり、靴を履く時間を短くしたりして、
患部を石鹸で丁寧に洗い清潔にし、乾燥させると良いです。
また家族にうつらないように、バスマット、サンダル、スリッパ を
共有しないように注意して、床や畳はまめにお掃除をしましょう。
水虫と思われるときは恥かしがらずに、
皮膚科の病院を受診するのがよいのですが、
軽度の場合やどうしても受診するのがイヤという方は、
薬局で薬剤師に症状を相談してみてください。
広がりやすいので、いずれにしても早く治すことです。
治療方法は塗り薬を1日1回、
お風呂上がり(患部を清潔にした後)に塗る軟膏、クリーム、水薬があります。
症状や使用感の好みにより決めるとよいでしょう。
また、今まで爪の水虫は治るまで長い時間がかかっていましたが、
最近は内服薬が発売され、高い効果が得られています。
また長くなってしまいましたが以上です。
それでは、またお会いしましょう。
お肌のニキビ・シミを確実に解消
Premier Beauty Clinicの特長
- ニキビ・シミなど女性の美肌専門メディカルエステ
- 敏感肌の方でも安心・安全な施術
- 経験豊富なドクターが常駐、お肌の悩みを解決
- 東図書館 徒歩3分、宇都宮駅 徒歩15分、駐車場あり
- 土日祝も対応・21時まで受付、電話無料相談あり