偏頭痛について。(院長は今日も元気です)・・・47
こんにちは。お元気ですか?
今回は偏頭痛について書いてみます。
ちょっと長くなりますが、解りやすく書いたつもりです。
最後までしっかり読んで、参考にしてください。
頭痛を訴える人の多くは、自らを「頭痛もち」と思っているようですが、
この頭痛もちの頭痛にも、いくつかの種類があります。
その中で最も多く、しかも悩まされるのが『片頭痛』です。
片頭痛は頭の片側からこめかみにかけて、
脈打つように「ズキズキ」、「ガンガン」と痛み、
ひどいときには日常生活が妨げられるほどの強さの痛みや、
吐き気を伴うとてもつらい頭痛です。
片頭痛は、思春期頃から発症することが多く、
成人の約8%が罹患していると言われています。
中でも女性に多く、患者さんの数は男性の4倍です。
特に20~40代の女性に多く、
頭痛が起きている間は日常生活に影響を与えるほでですが、
治まると何もなかったかのように、日常生活をおくることができます。
片頭痛の原因としては、ストレスや疲労、音や光、アルコール類、
女性ホルモンの変化などが考えらていますが、
今のところ、現在の医学では完全に治すことはできていないのです。
しかし、片頭痛の正しい知識を身につけ、上手に対処することで、
より快適な日常生活を過ごすことができるようになる病気です。
片頭痛はその名の通り、片側の頭痛として症状が現れることも少なくないのですが、
痛みの現れる場所が左右変動する場合や、両側が痛み、左右に痛みの差がでる場合、
両側が痛む場合など痛み方も種類もさまざまです。
片頭痛は決まった片側のみに現れる頭痛ではなく、
様々な痛みがあらわれやすい、と理解したほうがいいでしょう。
片頭痛の症状について、まとめてみました。
1 脈に合せてズキンズキンとした痛みがある。
2 痛みは頭の片側の時が多いが、両側の時もある。
3 頭痛は、数日~数週間の間隔をおいて発作のように現れる。
4 一回の頭痛は数時間から2~3日で治まる。
5 頭痛発作の時に、悪心(吐き気)、嘔吐などを伴うことがある。
6 頭痛発作の時に、強い光や大きな音、不快なにおいで頭痛が強まることがある。
7 明け方から目覚めの時に頭痛発作が起こることが多い。
最近では片頭痛の原因がずいぶん解ってきています。
それによって、より効果的な治療法も開発されてきています。
ここで重要なポイントがあります。
それは自分がどのタイプの慢性頭痛なのかを知ることです。
問診の時に、それがあいまいだと、治療の方針も立てられないし、
それどころか治療がまったく反対の方向に向かってしまう恐れもあるのです。
例えば、その慢性頭痛が「片頭痛」である場合、
片頭痛は脳の血管が拡がることが原因で始まる頭痛ですから、
血管拡張予防薬という薬をを使うことがあります。
ところが、その薬を飲んでいる人が、実は緊張型の頭痛であった場合、
効果がないばかりではなく逆効果になる恐れも生じてくるのです。
簡単に言うと、緊張型頭痛の人は、ストレスで筋肉が緊張し、
血管が収縮して血行も良くないことが多いので、
薬で血管を収縮させる方法では、症状が 改善されるはずはありませんよね。
脅かすわけではありませんが、もっと深刻な問題が生じる場合もあるんです。
例えば、狭心症の人が「片頭痛」のための血管拡張予防薬を飲みすぎると、
血管を収縮させて、ただでさえよくない血行に、
さらに悪影響を及ぼす恐れが生じてしまうのです。
だから、本当に「片頭痛」なのかどうかを、きちんと見極める必要があるわけです。
このように、慢性頭痛のタイプによって、治療方法も違ってくるので、
タイプ分けは、非常に大きな意味を持っています。
漠然と慢性頭痛だから、痛み止めを飲み続けるといった対処の方法では、
良くなるのものも良くなりません。
痛み止めの薬が効いているうちは良いのですが、慢性頭痛は悪化しやすいのです。
それどころか、先ほどの例のように、いろいろな深刻な問題を
新たに生じさせてしまうかも しれません。
どんな頭痛なのか、見極めること。
まずそこから、慢性頭痛の本当の治療が始まると言ってもいいでしょう。
日常生活で気をつけることは、
ストレスや疲労を溜めないようにして、自分の生活リズムを崩さないようにしましょう。
過度な飲酒や寝不足を防ぎ、毎日適度な運動を心がけるようするようにすると良いでしょう。
もし片頭痛の症状がみられる場合は早めの専門医の診察を受けてください。
それでは、また会いましょう。
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